ヤンキー剣舞は通さない

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主にポケモンの構築とか

ICL体験記

はじめましての方ははじめまして。お久しぶりの方はお久しぶりです。のぶれんです。

最近は全くポケモンをやっておらず、当ブログも放置気味でしたが、この度話題のICL手術を受けてきたので、レポート記事を書きたいと思います。

検討している人への参考用2割、話のネタとして記録用8割の意図なので、エンタメとしてテキトーに読み流してもらって大丈夫です。

 

ICLとは?

眼内コンタクトレンズのこと。視力悪い人が眼鏡とかコンタクトレンズとか必要なのが鬱陶しいので、眼の中にコンタクトレンズ埋め込んじゃおうぜ!みたいなやつです。3mmくらい眼にキズを入れてそこからレンズを中に差し込む。レーシックみたいに角膜を削らないので安全性は高いらしい。詳しくはググって下さい。

経緯とか

自分は普段コンタクトレンズをつけてますが、当然夜中とかは眼鏡かけてます。それで1~2か月前くらいに旅行に行ったときに眼鏡をなくして、代わりに買った眼鏡が思ったより自分に似合わなくて我慢できず手術を決意。正直半分ノリ。その後、適正検査とか受けて手術当日へ。適正検査は特に面白いこともなかったのでカット。一応、両目視力0.07~8くらい、乱視あり、利き目左だった。

手術当日

クリニック着いたときはワクワクしていた。今日から新世界が見えるのだと。手術に向け複数種の目薬を10分置きくらいに自分で差していく。最初は待合室で行っていたが、30分すぎた頃から半個室に案内されて、ここからは看護師に目薬を差してもらっていく。他人に目薬してもらうと、どうも上手く入ってない気がする。そんなことを思うとここからワクワクしてた気持ちが不安になりだす・・・。

異変

目薬の内1つは散瞳薬という瞳孔を開かせるもの。詳しくはわからないが瞳孔を開かせないと手術が危険らしい。
ここでトラブルが発生したのだが、自分は瞳孔が体質的に開きにくいらしく、さあこれから手術します!って時に左目があまり開いてなかったみたいで、もう一回目薬を差すことに。5分後にもう一度眼を見てもらった際、今度はOKだったみたいで手術室に誘導された。
しかし、その時に聞いてしまった。執刀医と看護師で「まあなんとかなるやろ!」みたいな会話を・・・。おいおいそんなノリでOKすな!と思ったのも束の間、一気に不安MAXに。だが、もう逃げることはできない。決心して手術室へ。

手術開始

歯医者とかにあるような椅子に座らされて、手術開始。執刀医から散瞳不良で危険な時は注射するから大丈夫ですと言われたが、普通に目に注射とか怖すぎる。まあ、普通に目の中にレンズ入れるようなことするし最悪仕方ないか・・・と思うことにした。
まずは右目から行っていく。左目は布で隠され、右目に消毒薬?を塗りたくられる。そう、目薬じゃなくて直接塗りたくられる。ぬるんぬるんされる。事前の麻酔目薬が聞いているので、痛くはないが何とも言えない不快感が凄い。
そうしたのちに右目にテープを貼られ、その上に何かの固定器具をされてもう目が閉じれない状況に。覚悟を決めなければ・・・と思ったが、ここで衝撃の事態が発生。

執刀医「散憧不良の時の注射の量で○○mgでやってる?」
看護師「多分そうだったと思います」
ワイ「ファッッッ!?(心の声)」

やばい。。。なんやこの会話。。。この執刀医あんまり慣れてない人なのか???っていうかそれだとしても看護師に聞くのヤバくね???とか思い、不安通り越して恐怖になってきました。
手術中は力抜いてくださいね~って言われたけど抜けるわけないだろ!!

手術右目

恐怖でもう帰りたい以外の感情をすでに失っているが、自分の意思とは関係なく手術は進んでいく。照らしている光の方向を見てくださいと言われたのでもう全力で光見てました。光をまっすぐ見てるせいで良くわからないけど視界の右になんかある。。。多分今メスでレンズを入れる傷口作ってる。。。麻酔で痛みはないけど怖ええ。でも見ちゃだめだ見ちゃだめだと言い聞かせる。
ただ、意外とここはサクッと終わり、レンズを入れるターンへ。レンズを入れられてる感覚がめっちゃわかる。
なんか目を押されてる。痛みもちょっとあるが、とにかく不快感が凄い。
そんで入れたレンズをこの後、広げる作業を行う。なんかぐりぐりぐりぐりされる。ぐりぐりされるから光もめっちゃ動くのでもうわけわかめ。また力を抜いてくださいと言われたが無理だろ常考
とか思ってたらいつの間にか完了。多分右目は10分かからないだったと思う。

手術左目

いろいろ書いたが自分が思ってたより短い時間だったので、左目もこの短時間なら耐えれるかな。。と気持ちが落ち着いていた。だがこの考えは甘かった。
大まかな流れは同じだったが、まずレンズを入れられるときに右目よりも痛みを感じた。やべえ麻酔切れてきてる??そんでレンズを広げる作業。これが苦戦してるのか右目に比べてめっちゃ長かった。全然終わらん。もういつ終わるんだこの地獄は。。と思ってたら、突然左目の視界が消えた。
もしかして人生終わった???え???まじ???WHY JAPANESE PEOPLE???でも右目見えるから人生なんとかなるか~。。。とかいろんな思考が駆け巡る。どうやら視界が遮られるとやたら思考が回るらしい。いや、いらんて今はもう無の境地になりたいんやが。。。
と思ったら5秒後くらいに視界復活。マジで焦った。。。しかしその後も長い。。。なんかめっちゃ苦戦してる。。。
そんなこんなでようやく完了。体感だが右目の2~3倍くらい時間かかっていたような気がする。。。ちなみに散瞳注射はたぶんせずに済んでたと思う。

手術後

地獄の気分を味わったが、すでにもう右目は視界は良くなりつつあった。ただ目がぼんやり痛くて開け続けることが出来ない。一方、左目は白いモヤがかかって視界もボヤけている。左目は手術後の炎症が結構起こっているらしく、耐炎症用の目薬を規定量よりも沢山差してくださいと言われた。
その後一人で帰宅するが、まぶしい、目が痛いで全く前を向けない。完全に不審者ムーブを決めつつなんとか家まで戻ることに成功した。。。

現在(手術後2日目)

右目はかなりクリアに見える。ただ目の上がなんか痛い。腫れてるような感覚。
左目は白いモヤこそなくなったが、右目よりもぼやけている状況。
手術の副産物で見えてしまう光の輪はたまに見える程度でそこまでは気にならない。
ちなみに本日クリニックにて手術後検診で視力測定したが、

右目:0.07→1.5 左目:0.08→1.0

と確かに回復している!左目はまだ炎症強いので、視力が安定していないらしい。
まだ保護ゴーグルをつけて生活していますが、1週間後には解放されるので楽しみです。
後遺症とか出ませんように。。。

以上、ICL手術の体験記でした。
金額は両目で計60万円程度。自分の体質の影響もあるので、普通はもっと楽なのかもしれませんが、手術の恐怖感とかも鑑みると、眼鏡・コンタクトレンズから解放される代償はそれなりに求められるみたいです。