ヤンキー剣舞は通さない

ヤンキー剣舞は通さない

主にポケモンの構築とか

ICL体験記

はじめましての方ははじめまして。お久しぶりの方はお久しぶりです。のぶれんです。

最近は全くポケモンをやっておらず、当ブログも放置気味でしたが、この度話題のICL手術を受けてきたので、レポート記事を書きたいと思います。

検討している人への参考用2割、話のネタとして記録用8割の意図なので、エンタメとしてテキトーに読み流してもらって大丈夫です。

 

ICLとは?

眼内コンタクトレンズのこと。視力悪い人が眼鏡とかコンタクトレンズとか必要なのが鬱陶しいので、眼の中にコンタクトレンズ埋め込んじゃおうぜ!みたいなやつです。3mmくらい眼にキズを入れてそこからレンズを中に差し込む。レーシックみたいに角膜を削らないので安全性は高いらしい。詳しくはググって下さい。

経緯とか

自分は普段コンタクトレンズをつけてますが、当然夜中とかは眼鏡かけてます。それで1~2か月前くらいに旅行に行ったときに眼鏡をなくして、代わりに買った眼鏡が思ったより自分に似合わなくて我慢できず手術を決意。正直半分ノリ。その後、適正検査とか受けて手術当日へ。適正検査は特に面白いこともなかったのでカット。一応、両目視力0.07~8くらい、乱視あり、利き目左だった。

手術当日

クリニック着いたときはワクワクしていた。今日から新世界が見えるのだと。手術に向け複数種の目薬を10分置きくらいに自分で差していく。最初は待合室で行っていたが、30分すぎた頃から半個室に案内されて、ここからは看護師に目薬を差してもらっていく。他人に目薬してもらうと、どうも上手く入ってない気がする。そんなことを思うとここからワクワクしてた気持ちが不安になりだす・・・。

異変

目薬の内1つは散瞳薬という瞳孔を開かせるもの。詳しくはわからないが瞳孔を開かせないと手術が危険らしい。
ここでトラブルが発生したのだが、自分は瞳孔が体質的に開きにくいらしく、さあこれから手術します!って時に左目があまり開いてなかったみたいで、もう一回目薬を差すことに。5分後にもう一度眼を見てもらった際、今度はOKだったみたいで手術室に誘導された。
しかし、その時に聞いてしまった。執刀医と看護師で「まあなんとかなるやろ!」みたいな会話を・・・。おいおいそんなノリでOKすな!と思ったのも束の間、一気に不安MAXに。だが、もう逃げることはできない。決心して手術室へ。

手術開始

歯医者とかにあるような椅子に座らされて、手術開始。執刀医から散瞳不良で危険な時は注射するから大丈夫ですと言われたが、普通に目に注射とか怖すぎる。まあ、普通に目の中にレンズ入れるようなことするし最悪仕方ないか・・・と思うことにした。
まずは右目から行っていく。左目は布で隠され、右目に消毒薬?を塗りたくられる。そう、目薬じゃなくて直接塗りたくられる。ぬるんぬるんされる。事前の麻酔目薬が聞いているので、痛くはないが何とも言えない不快感が凄い。
そうしたのちに右目にテープを貼られ、その上に何かの固定器具をされてもう目が閉じれない状況に。覚悟を決めなければ・・・と思ったが、ここで衝撃の事態が発生。

執刀医「散憧不良の時の注射の量で○○mgでやってる?」
看護師「多分そうだったと思います」
ワイ「ファッッッ!?(心の声)」

やばい。。。なんやこの会話。。。この執刀医あんまり慣れてない人なのか???っていうかそれだとしても看護師に聞くのヤバくね???とか思い、不安通り越して恐怖になってきました。
手術中は力抜いてくださいね~って言われたけど抜けるわけないだろ!!

手術右目

恐怖でもう帰りたい以外の感情をすでに失っているが、自分の意思とは関係なく手術は進んでいく。照らしている光の方向を見てくださいと言われたのでもう全力で光見てました。光をまっすぐ見てるせいで良くわからないけど視界の右になんかある。。。多分今メスでレンズを入れる傷口作ってる。。。麻酔で痛みはないけど怖ええ。でも見ちゃだめだ見ちゃだめだと言い聞かせる。
ただ、意外とここはサクッと終わり、レンズを入れるターンへ。レンズを入れられてる感覚がめっちゃわかる。
なんか目を押されてる。痛みもちょっとあるが、とにかく不快感が凄い。
そんで入れたレンズをこの後、広げる作業を行う。なんかぐりぐりぐりぐりされる。ぐりぐりされるから光もめっちゃ動くのでもうわけわかめ。また力を抜いてくださいと言われたが無理だろ常考
とか思ってたらいつの間にか完了。多分右目は10分かからないだったと思う。

手術左目

いろいろ書いたが自分が思ってたより短い時間だったので、左目もこの短時間なら耐えれるかな。。と気持ちが落ち着いていた。だがこの考えは甘かった。
大まかな流れは同じだったが、まずレンズを入れられるときに右目よりも痛みを感じた。やべえ麻酔切れてきてる??そんでレンズを広げる作業。これが苦戦してるのか右目に比べてめっちゃ長かった。全然終わらん。もういつ終わるんだこの地獄は。。と思ってたら、突然左目の視界が消えた。
もしかして人生終わった???え???まじ???WHY JAPANESE PEOPLE???でも右目見えるから人生なんとかなるか~。。。とかいろんな思考が駆け巡る。どうやら視界が遮られるとやたら思考が回るらしい。いや、いらんて今はもう無の境地になりたいんやが。。。
と思ったら5秒後くらいに視界復活。マジで焦った。。。しかしその後も長い。。。なんかめっちゃ苦戦してる。。。
そんなこんなでようやく完了。体感だが右目の2~3倍くらい時間かかっていたような気がする。。。ちなみに散瞳注射はたぶんせずに済んでたと思う。

手術後

地獄の気分を味わったが、すでにもう右目は視界は良くなりつつあった。ただ目がぼんやり痛くて開け続けることが出来ない。一方、左目は白いモヤがかかって視界もボヤけている。左目は手術後の炎症が結構起こっているらしく、耐炎症用の目薬を規定量よりも沢山差してくださいと言われた。
その後一人で帰宅するが、まぶしい、目が痛いで全く前を向けない。完全に不審者ムーブを決めつつなんとか家まで戻ることに成功した。。。

現在(手術後2日目)

右目はかなりクリアに見える。ただ目の上がなんか痛い。腫れてるような感覚。
左目は白いモヤこそなくなったが、右目よりもぼやけている状況。
手術の副産物で見えてしまう光の輪はたまに見える程度でそこまでは気にならない。
ちなみに本日クリニックにて手術後検診で視力測定したが、

右目:0.07→1.5 左目:0.08→1.0

と確かに回復している!左目はまだ炎症強いので、視力が安定していないらしい。
まだ保護ゴーグルをつけて生活していますが、1週間後には解放されるので楽しみです。
後遺症とか出ませんように。。。

以上、ICL手術の体験記でした。
金額は両目で計60万円程度。自分の体質の影響もあるので、普通はもっと楽なのかもしれませんが、手術の恐怖感とかも鑑みると、眼鏡・コンタクトレンズから解放される代償はそれなりに求められるみたいです。

【剣盾シングルS26】誘殺カバネクロ【最終80位】

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どうも、のぶれんです。

大した結果ではないのですが、久々にそこそこ潜ったので備忘録として簡潔に書きます。

 

コンセプト

相手の選出を誘導して、ほぼ全ての構築にネクロズマを通す。

 

構築紹介

意地HAS日食ネクロズマ@命の珠
メテオドライブ/サイコファング/瓦割り/竜舞

慎重HbDカバルドン@食べ残し
地震/欠伸/ステロ/吹き飛ばし

意地ASウオノラゴン@拘りスカーフ
エラがみ/逆鱗/けたぐり/寝言

意地AS悪ウーラオス@気合の襷
暗黒強打/インファイト/不意打ち/カウンター

図太いHBsサンダー@アッキの実
放電/暴風/身代わり/羽休め

控え目HCSガラルファイヤー@オボンの実
燃え上がる怒り/暴風/身代わり/悪巧み

 

個別紹介

瓦割り持ちの珠ネクロ

前期結果を残した珠ネクロが本来ネクロが不利なイベル・オーガ等にも強引に通せる点が強いと思い採用しました。ただしお供によくいるナットレイが障害となるので、逆に起点にできるダイナックル=瓦割りをサブウエポンに搭載しました。想定通りナットレイを後投げされることが多かったので数多くのイージーウィンが取れました。また、副産物として受け回しにも強くなる点も優秀でした。

残飯カバルドン

ネクロに岩技を不採用としたため、飛行・炎を削れるステロ巻きが欲しいと考え、カバルドンを採用しました。ナットレイに後投げしてステロ欠伸を入れる動きを想定していたので草技で即死するラグラージではなく、カバルドンを選びました。

スカーフウオノラゴン・襷悪ウーラオス

高火力の対面要因です。初手で雑に殴り合ったり、最後の詰めを担当します。特にウオノラゴンはネクロズマと攻めの相性補完に非常に優れており、ネクロがエースバーン・ランドロス辺りと対面してしまっても相手が安易な行動をとれない点が優秀でした。

身代わりアッキサンダー

ネクロの竜舞の起点になるウツロイドや特殊受けを誘導する要因です。誘導が一番の役割の為、型は悩みましたが、ネクロに回復技が無い都合上、ザシアンが少し辛かったのでHBアッキで採用しました。身代わりを採用することでネクロ受けで出てくるヌオー・ナマコブシとの対面でアドバンテージを狙えます。

オボンガラルファイヤー

相手のネクロ・黒バドに通す枠です。受け回しにも強いのでネクロと合わせてよく選出していました。身代わりがいい味出してます。

 

結果

最終80位 レート2012

普通に翌日も仕事だったので2時過ぎに2000乗せて寝ました。結局アルセウス楽しくて最終盤は最終日しか潜らず。。。根本的に対戦数が足りてません。

 

お読み頂きありがとうございました。

【剣盾シングルS16】竜虎相搏カバリザザシアン【最終48位】

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どうも、のぶれんです。

竜王戦ルールを一度やってみたく、半年振りにポケモンを起動してランクマに潜ったので構築記事を投稿します。自分にしてはかなり王道な構築だと思います。

 

コンセプト

・スリップダメージでサポートしてザシアンを通す
・サンダーを使わない(宗教)

 

構築経緯(採用順)

f:id:noburen_poke:20210401145504p:plainザシアン

禁伝枠は単純なスペックが高く圧倒的に相性不利を取る禁伝が少ないザシアンを採用。前期の構築記事を見ていると遅いザシアンしかいなかったので、最速HSで採用しザシアンミラーで剣舞する動きが非常に強いと思っていました。今期潜っていた人なら分かると思うのですが結論から言うと不正解でした。

f:id:noburen_poke:20210401150159p:plainf:id:noburen_poke:20210401150204p:plainカバルドン リザードン

ザシアンのAを殆ど振っていないので火力不足を補うべく、ステロ・砂・欠伸でザシアンを強力にサポートできるカバルドン、キョダイゴクエンでスリップダメージを稼げるキョダイリザードンを採用しました。ザシアンがダイマ出来ないのでダイマ前提ポケを気軽に採用しやすいのはザシアン軸の長所だと思います。ここまでのカバリザザシアンの並びは非常に強力に感じたので序盤から固定し、残り3体は環境を見ながらボックスにいたポケモンを中心に色々入れ替えていました。

f:id:noburen_poke:20200812204750p:plainドラパルト

ムゲンダイナ軸の受け回しが一定数存在したので、汎用性を保ちつつそこに対して崩しが行える珠龍舞ドラパルトを採用。ザシアンを安定して受けられるポケモンがヌオー等のピーキーポケモンしかいないので、受け回しに対してはザシアンかドラパルトのどちらかが基本的に通る印象でした。

f:id:noburen_poke:20210401152935p:plainガオガエン

黒バドレックス、Gヒヒダルマメタモンに対しての切り返しのクッションとしてHDガオガエン採用しました。

f:id:noburen_poke:20200304213142p:plainウオノラゴン

ここまで対策が甘いカイオーガ軸に対抗できて汎用性の高い枠としてスカーフウオノラゴンを採用しました。なんかいつもこいつシーズン終盤はPTにいる気がします。

 

個別紹介

ザシアン

f:id:noburen_poke:20210401155729j:plain
◆C217黒バドレックスの眼鏡アストラルビットを93.8%耐え
◆無振り黒バドレックスに対して巨獣斬が81.2%乱1(目安)

上述の通り、剣舞持ちの最速HSザシアンです。今期序盤からこの調整で使い続けており、コンセプト通りカバリザのスリップダメージのお陰でそこまで火力不足を感じることは無く、それ以上にミラーの強さを感じていたので中盤くらいまでは使用感がかなり良かったのですが、終盤は最速ミラーが多発した為、少し使いづらさを感じる結果に。サブウエポンは崩しの範囲を広げる上でワイルドボルト一択でした。絶対選出というわけではなく、他の勝ち筋が見えている時は選出を控えていましたが、それでも9割くらい選出します。

カバルドン

f:id:noburen_poke:20210401161119j:plain

特筆すべきことのない一般的なクッションカバルドンです。BDラインの調整はとある人の構築記事からパクり、素早さ個体値はラグの下をとっておけばそれでいいやと思っていたのでテキトーです。カバルドンをまともに使用したことが殆ど無かったのですが、先の先まで見据えた技選択が必要になるので扱いが思った以上に難しく、全然#思考停止勝ちゲーではありませんでした。

リザードン *キョダイ個体

f:id:noburen_poke:20210401162432j:plain

ザシアン軸や日食ネクロ、ディアルガ等に選出します。当初は命の珠を持たせていましたが、終盤にカバザシが増えたこと、珠ドラパが構築に入ってきたことからラムのみで採用しました。最速が大量発生しザシアンミラー自体は優位に立てなくなったものの、このポケモン技範囲とキョダイゴクエンが刺さるのでザシアン軸には有利をとれたように思います。ソラビはどうせ警戒されるので終盤増えたヒードランに打てる熱砂の大地を採用しましたが、このパーティにヒードランが選出されることが殆どありませんでした。とはいえ、ヒードランを見ても臆せず選出できる点は採用価値がありました。

ウオノラゴン 

f:id:noburen_poke:20210401164003j:plain

上述の通りカイオーガ軸を相手するのがメインですが、単純にスペックが高いので色々な相手に選出していました。ナットレイ辺りを強引に対面から崩せるダイナックルも、ダイジェッター達に切り返せるダイアタックも欲しかったのでこんな技構成になりました。逆鱗が欲しい場面は殆ど無かったのでこれで良かったと思いますが、しいて言えばダイウォール媒体の補助技は寝言よりもTODを見据えた眠るの方が良かった気がします。あと、陽気のメリットはあまり感じなかったので意地でも良かったと思います。

ドラパルト

f:id:noburen_poke:20210401164936j:plain

一番の採用理由である受け回し崩しのため、HBヌオーを珠ドラゴンアローで中乱数2発で倒せることからA特化、耐久ムゲンダイナの上をとれる可能性を少しでも広げるように準速にしています。不意打ちは対黒バドをはじめとして役に立つ場面は多かったです。ダイマを切れば対面性能が非常に高く、無償で舞えればゲームを終わらせられるスペックを持っているので受け回し以外にも積極的に選出していました。なんかもうめちゃくちゃ強かった。

ガオガエン

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とある人の調整と技構成をパクりました。物理は威嚇で誤魔化しが効くので黒バド意識のHD特化。やどみが黒バドが今期いなかったのでバクアではなくDDラリアットを採用しましたが一考の余地がありそうです。混乱実は黒バド相手だと腐る可能性があるのですが、ザシアンをメタモンでコピーされた際に巨獣斬を3耐えできる点を考えて持たせました。カバルドンの起点作成は最速起きを考慮するとあまり安定しないケースが多いので、黒バドやメタモン入り以外にもスリップダメージより積み展開を全力でサポートしたいときはこちらをクッションとして選出していました。

 

結果

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TN のぶれん 最終48位(最終レート2065)
TN ProHurricane 知らん

ちなみに今期行われたムゲンダイカップは近い構築で3位を取れました。
あの頃は最速HSザシアンが強かった(老害並感)。

 

反省点

・環境読みが甘かった
・サンダー運ゲを考慮するとザシアン自体があまり安定しない
ポケモンやってなさすぎて気づいたらダイマ飴が6個しか無かった
・王道構築を使うの向いてない

 

またしばらくポケモンから離れそうですが、次に潜る際は今期の反省点を活かしていきたい所存です。お読みいただきありがとうございました。

 

【剣盾シングルS8】Team GoodLuck【最終3位/11位】

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どうも、のぶれんです。

S8で使用した構築を紹介します。
本来はもう少し煮詰めながら継続使用するつもりでしたが、S9(と多分S10)は殆ど潜れない上に、S10以降は大幅にルールが変わってしまうことが分かり、公開することにしました。

 

コンセプト

・受けサイクルと攻めの融合
・上振れ要素をなるべく多く採用する

2点目の要素が構築名の元になっています。◯◯内閣という構築名は見たことがあるのですが、Team◯◯という構築名を見たことが無かったのでオシャぶりました。

 

構築経緯(採用順)

f:id:noburen_poke:20200812203905p:plainf:id:noburen_poke:20200812204630p:plainウインディ ハピナス

環境の中心であったエースバーンとゴリランダーに強い物理受けのHBウインディ、同じく環境の中心であったポリ2に強い特殊受けの瞑想ハピナスを採用し、この2体のサイクルを軸としました。ただし、現環境で受けに徹することは厳しいと考えていた為、残りの4体は攻めや切り返しの駒を採用することにしました。

f:id:noburen_poke:20200812204712p:plainf:id:noburen_poke:20200304213530p:plainゴリランダー トゲキッス

上記2体で厳しいドリュ・ラプラスマリルリ・ギャラや面倒なカバに対するコマとして鉢巻ゴリランダー、ウーラオスに対するコマとしてトゲキッスを採用しました。初めはその採用理由からトゲキッスをスカーフで採用していましたが、技の一貫が取れない時に苦しい立ち回りになってしまうことが多かったことや、ポリ2への安定した回答がハピナスだけでは厳しい場面が多かった為、終盤にマジフレ悪巧み日差し型に変更しました。

f:id:noburen_poke:20200812204750p:plainドラパルト

ここまでで厳しいパッチラゴンや、ゴリランダーだけでは厳しいギャラ、その他積みアタッカーに対してストッパーとなりつつ、他のポケモンのサポートもこなせる電磁波を仕込んだ襷ドラパルトを採用しました。

f:id:noburen_poke:20200304213142p:plainウオノラゴン

最後まで迷走していた枠ですが、今シーズンはカバ+ポリ2+エース枠といった構築が非常に多く見られたので、そのような構築に対して圧力をかけられる駒は複数用意しておいた方が良いという考えの元、スカーフウオノラゴンを採用しました。上述したトゲキッスの型変更はこのポケモン採用も要因の一つです。

 

個別紹介

f:id:noburen_poke:20200812204750p:plainドラパルト
持ち物:気合の襷
特性:クリアボディ 
性格:陽気
163-172(252)-95-x-96(4)-213(252)
ドラゴンアロー ゴーストダイブ 蜻蛉返り 電磁波

上述の通りストッパーとしての役割や味方のサポートができる襷電磁波型です。襷を盾にミラーで強く出るために最速の物理ベースで採用しました。蜻蛉返りは対戦のペースを握る上で非常に便利な技でしたが、必須とは思わなかったので、龍舞・不意打ち・放射・鬼火といった技に変更するのも一考の余地ありです。

 

f:id:noburen_poke:20200304213530p:plainトゲキッス
持ち物:ラムの実
特性:天の恵み
性格:臆病
191(244)-x-116(4)-141(4)-136(4)-145(252)
エアスラッシュ マジカルフレイム 悪巧み 朝の日差し

最初はハピナスが出せない時のポリ2への回答や受け崩しの駒としてこの型を採用しましたが、このポケモンが最強すぎて最終日は完全に軸と化してました。ドラパで電磁波を撒いた後にこのポケモンを展開するのが非常に強力で、運は多少絡みますが通りそうな相手に対しては積極的にこの立ち回りを行っていました。ミラーやエースバーンとのダイジェットの積み合いを意識して最速にしています。ラムは役割対象のポリ2・カバ・ドヒドイデの状態異常技に対するケアを意識して持たせていましたが、アッキや嘴も良さそうです。

 

f:id:noburen_poke:20200304213142p:plainウオノラゴン
持ち物:拘りスカーフ
特性:頑丈顎
性格:意地っ張り
165-156(252)-121(4)-x-100-127(252)
エラ噛み 逆鱗 けたぐり 眠る

環境に多かったカバ+ポリ2や、こちらのキッスを見て出てくるヒトム・バンギ・ドサイなどに圧力をかける枠です。S8はラプラスが環境から消えていたので刺さりが良かったと思います(同じくウオノラゴンを使用していた方が全然通らないと言っていたのでマッチングが良かっただけかもしれませんが・・・)。単純な性能自体はぶっ壊れだと思っているので水技の通りが良い環境ならわりと入れ得ポケモンだと思っています。ダイウォールの媒体となる補助技はドヒドイデナマコブシに対するTOD意識で眠るを採用しました。

 

f:id:noburen_poke:20200812204712p:plainゴリランダー *キョダイ個体
持ち物:拘り鉢巻
特性:グラスメイカ
性格:意地っ張り
179(28)-194(252)-110-x-111(164)-113(60)
ウッドハンマー グラススライダー 叩き落とす 10万馬力
◆B<D調整(努力値4余り)、S準速60族抜き

相手の水・地面に後投げして圧力をかける枠です。ポリ2との打ち合いを意識してDL調整を施しました。Hを下げれば努力値を余らせることなく振り切れますが、ウドハンの反動等を考えてHを少しでも振る形にしました。受け選出にも対面選出にも組み込みやすく、文句無しに強いです。

 

f:id:noburen_poke:20200812204630p:plainハピナス
持ち物:食べ残し
特性:天の恵み
性格:控えめ 
331(4)-x-62(252)-139(252)-155-75
トライアタック シャドーボール 瞑想 卵産み

構築の特殊受けです。HDポリ2と比較すると物理に対して隙を見せやすい難点がありますが、相手の低火力ポケモンや瞑想・蝶舞ポケモンに強い点と自身が勝ち筋になりやすい点を評価しました。また、天の恵みトラアタの4割の追加効果が非常に強力で、交代際にトラアタを打ってるだけで相手が半壊しているケースもしばしば。トラアタの試行回数を稼ぐことが勝ちに直結することが多いので卵産みを挟む回数を減らせる残飯を持たせてます。さらに、意外とこのポケモンダイマを切る動きが強く、無理やり相手の物理アタッカーを突破してしまえば相手が詰むパターンも多かったです。A振りギガインパクトポリ2は絶許。

 

f:id:noburen_poke:20200812203905p:plainウインディ
持ち物:オボンの実
特性:威嚇
性格:図太い
191(204)-x-144(244)-120-100-123(60)
火炎放射 竜の波動 鬼火 朝の日差し

構築の物理受けです。上述の通りエースバーン・ゴリランダーに強い点を評価して採用していましたが、特殊エースバーンや剣舞ダイアースゴリランダーに強引に突破されてしまうケースが目立ち、終盤の選出率は落ちました。それでも威嚇を絡めた柔軟な立ち回りは強く、この構築の軸の1つである受け選出を支えてくれた大事な枠だったと思います。

 

基本選出

f:id:noburen_poke:20200812204750p:plainf:id:noburen_poke:20200304213530p:plain@1

f:id:noburen_poke:20200812204630p:plainf:id:noburen_poke:20200812203905p:plain@1

一応代表例として2パターン書きましたが、実際は相手によって色々な選出をしていました。
また、決してこの構築は完成されている構築ではないのですが、柔軟に立ち回れる構築ではあるので、安定行動のみで勝てないと判断した際は、適切なリスク管理の上で効果的かつ相手の想定外となりそうな動きを通すことで対処することを心がけていました。

結果

TN ProHurricane 最終3位(最終レート2220)
TN のぶれん 最終11位(最終レート2176)

S8は世間情勢の影響で少し時間に余裕ができた上に、最終日が土曜日ということもあって、数少ないチャンスだと思い、集中して潜ることができました。

のぶれんロムも最終日AM8時半の段階でレート2205以上あったのですが、残念ながら最後に2敗して溶けてしまいました。最終1位を逃した点は悔しいですが、自己最高順位を更新出来たことは素直に嬉しいです。

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反省点

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終盤の順位です。46位から
「あゆみんさん」「私」「あおもりさん」「私」
となっております。
2人の愛を引き裂いて申し訳ございませんでした。

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お読み頂きありがとうございました。

 

 

 

 

【剣盾シングルS2~3】天恵キメラホロウwithしのもり

どうも、のぶれんです。

剣盾シングルS2~3で使用していた構築を紹介します。

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構築紹介

S2ver

f:id:noburen_poke:20200304212216p:plainタイプ:ヌル@進化の奇石
性格:呑気
特性:カブトアーマー
実数値:202(252)-115-161(252)-115-116(4)-58(S個体値2)
技構成:トライアタック シャドークロー 蜻蛉返り 電磁波
パルシェン意識でトラアタ、身代わりミミッキュ意識でシャドクロ採用

f:id:noburen_poke:20200304213142p:plainウオノラゴン@拘りスカーフ
性格:意地っ張り
特性:頑丈顎
実数値:165-156(252)-121(4)-x-100-127(252)
技構成:エラがみ 逆鱗 けたぐり 寝言

f:id:noburen_poke:20200304213530p:plainトゲキッス@命の珠
性格:控え目
特性:天の恵み
実数値:161(4)-x-115-189(252)-135-132(252)
技構成:エアスラッシュ マジカルシャイン 大文字 悪巧み

f:id:noburen_poke:20200304214759p:plainシャンデラ@気合の襷
性格:控え目
特性:すり抜け
実数値:135-x-110-216(252)-111(4)-132(252)
技構成:オーバーヒート シャドーボール エナジーボール トリックルーム
◆炎技を非ダイマで連打する場面が少なかったのでオバヒ採用

f:id:noburen_poke:20200304215109p:plainミミッキュ@ラムの実
性格:陽気
特性:化けの皮
実数値:131(4)-142(252)-101(4)-x-125-162(252)
技構成:じゃれつく ゴーストダイブ かげうち 剣の舞

f:id:noburen_poke:20200304215601p:plainパッチラゴン@シュカの実
性格:意地っ張り
特性:張り切り
実数値:165-167(252)-111(4)-x-90-127(252)
技構成:電撃嘴 逆鱗 地震 燕返し

 

S3ver(最終日前日から使用)

※上3体は同じ

f:id:noburen_poke:20200304212216p:plainタイプ:ヌル@進化の奇石
性格:呑気
特性:カブトアーマー
実数値:202(252)-115-161(252)-115-116(4)-58(S個体値2)
技構成:トライアタック シャドークロー 蜻蛉返り 電磁波

f:id:noburen_poke:20200304213142p:plainウオノラゴン@拘りスカーフ
性格:意地っ張り
特性:頑丈顎
実数値:165-156(252)-121(4)-x-100-127(252)
技構成:エラがみ 逆鱗 けたぐり 寝言

f:id:noburen_poke:20200304213530p:plainトゲキッス@命の珠
性格:控え目
特性:天の恵み
実数値:161(4)-x-115-189(252)-135-132(252)
技構成:エアスラッシュ マジカルシャイン 大文字 悪巧み

f:id:noburen_poke:20200304215935p:plainアーマーガア@タラプの実
性格:慎重
特性:ミラーアーマー
実数値:205(252)-107-125-x-123(52)-113(204)
技構成:ブレイブバード ビルドアップ 挑発 羽休め

f:id:noburen_poke:20200304215109p:plainミミッキュ@アッキの実
性格:意地っ張り
特性:化けの皮
実数値:159(228)-156(252)-103(20)-x-126(4)-117(4)
技構成:じゃれつく かげうち トリックルーム 呪い

f:id:noburen_poke:20200304215601p:plainパッチラゴン@突撃チョッキ
性格:意地っ張り
特性:張り切り
実数値:165-167(252)-111(4)-x-90-127(252)
技構成:電撃嘴 逆鱗 炎の牙 燕返し

 

解説

f:id:noburen_poke:20200304212216p:plainf:id:noburen_poke:20200304213142p:plainf:id:noburen_poke:20200304213530p:plainタイプ:ヌル ウオノラゴン トゲキッス

 ヌルでサポートしながらウオノラゴンとトゲキッスを通していくのがこの構築の基本的な動かし方になります。ウオノラゴンとトゲキッスは耐性・技範囲で非常に相性が良く、ダイマの取り合いにもなりにくいのでり立ち回りやすいです。トゲキッスは基本選出の一角かつダイマを切る最優先枠のため、ダイマ時に一番パワーのある命の珠を持たせています。

f:id:noburen_poke:20200304215601p:plainパッチラゴン

ウオノラゴンが通しにくい耐久水入りの構築に圧力をかけるために採用しました。カセキメラを2体並べると相手に与える圧力が非常に高いので初手にドラパルトやスカーフ竜を誘いやすく、初手ヌルの選出が動かしやすいのもポイント。S2verではウオノラゴンを出せない場合にドリュウズが重いため誘い殺しできるように持ち物をシュカにしました。副産物として地震ギャラドスにもかなり強くなりました。S3verではアーマーガアとトリルミミッキュを採用したことからこれらがあまり重くなくなったので一番汎用的な持ち物と考えていた突撃チョッキを持たせています。また、ナットレイが増加したので地震→炎の牙に変更しました。

f:id:noburen_poke:20200304215109p:plainミミッキュ

ヌルを除くとかなり前のめりな構築であるため、先に相手に展開されると厳しくなることが予測されたので切り返しの駒としてミミッキュを採用しました。当然、汎用性のあるコマとして幅広く戦ってもらうことも意識してます。S2は鬼火ドラパルトが多かったので対抗出来る陽気ラム剣舞型で採用していましたが、S3verは鬼火ドラパルトが減ったことと、この構築のトリル切り返し枠だったシャンデラを外したのでこのポケモンをアッキトリル型にしました。ピクシーなど別のポケモンにすることも考えたのですが、ミミノラゴンの並びが認知されたことで、並べるとウオノラゴンが鉢巻型と誤認されないかな~と思ってミミッキュ自体は続投としました。

f:id:noburen_poke:20200304214759p:plainf:id:noburen_poke:20200304215935p:plain シャンデラ→アーマーガア

S2verはここまでで重めのトリトドン絡みに強く、トリルも覚えて汎用性があると感じていた襷シャンデラを採用していました。また、対策が甘かった壁展開や嵌め系の構築にもすり抜けで強く出れる点も評価が高いです。ただし、環境を支配していたカビゴンが厳しいこともあり選出率があまり高くなかったので、S3verでは上記役割を挑発ビルド羽などで強引にこなせて、重めだったドリュウズにも強く、環境に刺さりが良いと感じていたタラプアーマーガアを採用しました。S2verではウオノラゴンを選出できなかった際に相手のミミッキュを通されやすかったので、その展開にも強めになりました。ただし、最終盤に増えたジュラルドンがかなり厳しくなってしまったので変更が正解だったかは怪しいところ。

 

結果

シーズン2 TNのぶれん 最終90位

シーズン3 TNゆめをかたれ 最終92位

どちらのシーズンも翌日朝から予定があって最終日に十分に潜りきる事は出来ませんでした(このゲーム社会人に辛すぎ)。特にシーズン2は10~40位辺りでずっと戦えていた上に構築の刺さりの手ごたえを感じていたので最終日2時付近に40位台で撤退せざるをえなかったのはかなり残念。最終的に90位になっていました。シーズン3は構築の刺さりがかなり悪くなっていたので潜りきれなかったとはいえ妥当な順位だと思います。
いずれにせよ来期以降はキョダイラプラス解禁でウオノラゴンを軸の一角にしているこの構築はより厳しくなると思いますので、別の構築を模索していこうと思います。

最後までお読み頂きありがとうございました。

【USUMシングルS13】ルカゲンスタンダード【最高最終2112/21位】

どうも、のぶれんです。
シーズン13はこんな並びを使用しておりました。

f:id:noburen_poke:20190114182902p:plain

結果

TNのぶれん 最高最終2112 21位
TNしのもり☀U 最高2105最終2084 59位

2ROM2100や100戦以内2100等、そこそこの戦績を久しぶりに残せたかと思います。

 

以下、構築紹介になります。

 

f:id:noburen_poke:20190114183216p:plain

コンセプト

サイクル、クッションのコマで削り・対面操作・起点作成を行ってエースを通す。

 

構築経緯

f:id:noburen_poke:20190115224745p:plainメガルカリオ

剣舞を持ったメガルカリオがSが下の相手への制圧力は勿論、Sが上の相手に対しても削りを入れて舞えば縛れる相手が多く環境に刺さりが良いと考えて構築をスタート。

f:id:noburen_poke:20190115224833p:plainf:id:noburen_poke:20190115224853p:plain霊獣ランドロスカビゴン

ルカリオは耐久がない為、クッション役には幅広い相手への対応力が求められる。そこでルカリオと並びの相性が良く、蜻蛉・ステロ・威嚇・欠伸を用いて幅広い相手に対してエースの一貫や起点を作る仕事が出来る霊獣ランドロスカビゴンを採用した。

f:id:noburen_poke:20190115224809p:plainメガゲンガー

ルカリオはカバマンダガルドやガチガチの受け回し等、一部の構築には全く通らないため、それらの構築に通す裏エースとしてカビランドの対面操作を全面に活かせるメガゲンガーを採用。

f:id:noburen_poke:20190115224931p:plainf:id:noburen_poke:20190115224909p:plainミミッキュミロカロス

残りはジャラランガオニゴーリ、バトンパを対策しつつ幅広く相手出来る汎用性の塊であるミミッキュ、他が薄い状態異常に対して耐性を持ちつつ、ここまでで崩しが難しいポリ2ガルドの並びに対して対抗手段となりうるミロカロスを採用した。

 

個別紹介

メガルカリオ

f:id:noburen_poke:20190115232117p:plain
構築経緯の通り剣舞。特殊型と違ってカプ・コケコ、アーゴヨン等に先制技が通るのが強く、警戒も薄かったので、サイクルを短縮できる剣舞が役に立つ場面は予想以上に多かった。
先制技枠のバレットと神速は選択となる。基本的には神速の方が全体的に通りが良いので神速を採用したかったが、終盤はゲンガーがかなり多かった為、バレットを採用した。

メガゲンガー

f:id:noburen_poke:20190115232127p:plain
他で撒く状態異常を活かしたり、裏の受けのサポートも出来る鬼火祟り目型。構築経緯の通りカバマンダガルドに通したい為、氷技も搭載。耐久マンダへの乱数を考えてC極振り+めざ氷
攻撃範囲や影踏みによるサイクル破壊性能が物理ルカリオの裏に置くエースとしてとても相性が良いと感じた。

霊獣ランドロス

f:id:noburen_poke:20190115232134p:plain
ミミッキュを始めとした物理に対してのクッションの役割の為、HBベース木の実。エース2体の弱点である地面の一貫切り、威嚇による積み・受けのサポート、蜻蛉の安定した対面操作を評価してカバルドンではなくランドロスを採用している。
エースを通す削り補助の為のステロ、相手のランドロスに後投げしたいので身代わりランドロスに対抗できるめざ氷を搭載した。

カビゴン

f:id:noburen_poke:20190115232145p:plain
対応範囲が滅茶苦茶広い最強のクッション。ステロと相性が良く、エースを通す為の流し、状態異常撒き、対面操作を行える欠伸型。殴り合いの性能も高いので対面的な選出のコマとしても扱えた。

ミロカロス

f:id:noburen_poke:20190115232148p:plain
ポリ2ガルドに対する対抗手段でありながらここまでで若干重めのカバ、グロス、ロップ、バシャを見れる火炎玉ミロカロス。刺さる相手にはとことん刺さるが、電気に大きく後手をとるので、明確な電気受けがいないこの構築ではカプ・コケコ、霊獣ボルトロス等の強力な崩し性能を持った電気がいると投げ辛く、要検討枠といったところ。
ただし終盤環境にかなり刺さったのでシーズン13においては正解だった。

ミミッキュ

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汎用性の塊。害悪・ギミック系への対策だけでなくメガ枠と合わせた対面的な動きも出来るようにHAベース剣舞呪い型で採用した。全体的にキノガッサを舐めているので意地ガッサ抜き抜きまでSを振っている。

 

基本選出

f:id:noburen_poke:20190115224853p:plainf:id:noburen_poke:20190115224833p:plainf:id:noburen_poke:20190115224745p:plainorf:id:noburen_poke:20190115224809p:plain
f:id:noburen_poke:20190115224853p:plainf:id:noburen_poke:20190115224931p:plainf:id:noburen_poke:20190115224745p:plainorf:id:noburen_poke:20190115224809p:plain
メガ枠はほぼ100%選出する。
ちなみに6:4くらいでルカリオの方が選出が多い(マジで)。

 

最後に

動かし方に幅があり対応範囲が広くとれる為、そこそこの完成度の構築になったと思うが、ミロカロス(と強いて言えばミミッキュ)の枠の採用理由が他に比べて若干薄いので、環境に応じて変えて煮詰めていきたいところ。

最後までお読み頂きありがとうございました。

【USUMシングルS12】魂のヤドラン【最高2089最終2032】

お久しぶりです。のぶれんです。

今期は上位を目指していたものの2100すら届かない悔しい結果に終わってしまいましたが、供養の意味でも構築記事を書きたいと思います。

 

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構築のコンセプト・勝ち筋は主に3つ。
①誤魔化し要素の高い受けサイクルで詰める
②相手の崩しに対してトリルで切り返す
③スカーフテテフの一貫を作る

上記3つのコンセプトによる役割を元に個別紹介していく。

 

単体紹介

ゲンガー

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持ち物:メガストーン
性格:臆病
特性:呪われボディ→影踏み
165(236)-x-100-190-118(20)-200(252)(メガ後)

シャドーボール/滅びの歌/道連れ/守る

A156ミミッキュのA+2影撃ち最高乱数切り耐え
C222メガゲンガーの祟り目確定耐え
     

①~③の勝ち筋を取る際に障害になるポケモンをキャッチして処理するために採用。非常に便利なポケモンだが、このポケモンを選出する際は2匹で残りの相手を見る必要がある為、選出枠が足りなくなるケースが多い。滅び型でなくアタッカー型にすればある程度この問題は解消できるが、後出しからのオニゴーリ処理等を考えるとアタッカー型の採用は断念せざるを得なかった。道連れ択を守るに合わせたZ技で強引に崩されるケースが多々あったので今後このポケモンを使う際には気を付けたい。

 カプ・テテフ

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持ち物:こだわりスカーフ
性格:控えめ
特性:サイコメイカ
145-x-96(4)-200(252)-135-147(252)

サイコキネシス/サイコショック/ムーンフォース/シャドーボール

 

③の役割を担いつつ、ポリゴンZジャラランガデンジュモク・霊/化ボルトロス等の崩しに対して上から切り返せるコマとして採用。最速S+1デンジュモクポリゴンZを意識するなら臆病にすべきだが、環境にこれらの最速がほぼいなかったので無振りリザードンXへの乱数意識の控えめにした。受け回しが厳しい時はゲンガーで鋼を処理してテテフを通す立ち回りが強力だった。構築がビビヨンに成すすべがないのを嫌って寝言を採用していたこともあったが、採用したらビビヨンに当たらなくなったので最終的にシャドボに戻した。

ヤドラン

f:id:noburen_poke:20181106225251g:plain
持ち物:メガストーン
性格:図太い
特性:再生力→シェルアーマー
201(244)-x-255(252)-150-102(12)-50(メガ後)

熱湯/冷凍ビーム/トリックルーム/怠ける

①と②の役割を担う本構築の軸となるポケモン。崩しとして採用されがちなガブやランドの剣舞+Z技やリザXのA+2逆鱗すら耐える圧倒的物理耐久を求めてメガで採用したが、メガ前特性の再生力も強力な為、メガシンカするタイミングが非常に重要。トリルは主にカビゴンで切り返すパターンを想定して採用しているが、ヤドラン自身で詰める際も重宝した。メガ無しでも充分戦えるスペックがある為、2メガ選出も多かった。

カビゴン

f:id:noburen_poke:20181106225353g:plain
持ち物:フィラの実
性格:意地っ張り
特性:食いしん坊
250(116)-154(76)-105(156)-x-145(116)-56(44)

恩返し/地震/腹太鼓/リサイクル

A197霊ランドの地震最高乱数以外2耐え
C200テテフのPFサイキネ2耐え
A+6恩返しでH212B171カバルドンを81.2%で1発
無振りドヒドイデ抜き

①と②の役割を担う本構築の軸となるポケモンその2。最低限の特殊受けとしての役割を持たせつつ、トリル下で強力な切り返しを行う。トリル下の遂行速度意識や構築に足りない崩し要素を持たせる為に腹太鼓型で採用。腹太鼓は想定されにくい為、相手の考慮外の勝ち筋を作るのに重宝した。サブウエポンは炎Pも候補に挙がるが、ヒードランやリザXへのダメージを意識して地震を採用した。特に大体のリザXをメガヤドランの熱湯+カビゴン地震で落とせる点は重要。

モロバレル

f:id:noburen_poke:20181106225459g:plain
持ち物:黒いヘドロ
性格:図太い
特性:再生力
219(236)-x-134(252)-105-103(20)-35(S個体値0)

ギガドレイン/クリアスモッグ/イカサマ/キノコの胞子

なるべくSを下げつつ無振りS-1カビゴン抜き

 

主な役割は①だが、胞子により②③の勝ち筋もサポート出来る本構築の軸その3。実は役割対象がレヒレコケコ激流ゲコ等の特殊が多いが、一番の役割対象であるミミッキュを意識するとHBベースで採用せざるを得なかった。役割遂行の際の居座りを考えて持ち物は黒いヘドロ。光合成が欲しい場面もあったが技スペースがなかった。

ヒードラン

f:id:noburen_poke:20181106225754g:plain
持ち物:食べ残し
性格:穏やか
特性:貰い火
193(212)-x-126-157(52)-172(244)-97

火炎放射/ステルスロック/毒毒/守る

放射でH191D118奇石ポリ2の身代わりを最低乱数以外破壊

 

独自の耐性を活かして①の役割の一角を担う。若干重いポリゴン2クレセリア等の高耐久に対する安定した回答が欲しかった為、毒守残飯型にした。ステロはマンダ軸等の相手にダメージレースで優位に立つ為やテテフの一貫を作る際のサポートとして採用。大地不採用の為、リザX、アーゴヨンヒードランへの打点が無いが、テテフと組み合わせたりカビゴンにそれらの役割を持たせることで穴埋めが出来たので、大地が無くて困る場面はほとんど無く、逆にステロは重宝する場面が多かった。とはいえこのポケモンの単体性能自体はお世辞にも高いとは言えず、それが構築全体の足を引っ張っていたように思う。ただし、独自の耐性や見れる範囲を考えると替えの効くコマがおらず、替えるなら構築全体の見直しが必要になるのが辛いところ。

 

構築の要点

個別紹介で書けなかった並びの要点を解説していく。

ヤドバレルの再生力サイクル

現環境はステロの蓄積ダメージで崩しに来るパターンが多いがそこに対抗可能。ステロ+欠伸はヤドランとモロバレルをずっと回せば相手のPPが切れる為、欠伸の一貫は消さずとも最低限対応できる。また、役割破壊・役割集中に対しても交換で立て直しを図ることが出来る為、これらの要素で崩そうとしてくる相手には安定した立ち回りで勝利することが出来た。

ヤドランのトリル+腹太鼓カビゴン

本構築の切り返しの核となる動き。ジリ貧のなりがちサイクル戦や相手の崩しに対して柔軟に対応可能。カビゴンで特殊を受けきるのは若干不安が残る為、腹太鼓するかは別としてトリルを貼ってカビゴンで殴る動きは積極的に行った。また、削れたカビゴンを一度引っ込めてトリルを貼って回復させる隙を作る等、幅広い立ち回りも出来、アイデア次第で不利な状況を打破することが出来た。

リザードン軸への回答

現環境で崩し枠として最メジャーであるリザXに対して「メガヤドランのトリルからの切り返し」「スカーフテテフ+ヒードラン」の二つの安定した回答を用意している。リザYはヒードランの選出圧力からほとんど来ないと想定しているが、最悪リザYでもカビゴンヒードランで対抗出来る。従来受け回しでは厳しいリザ軸に対して、取り巻きを考えてどちらの処理ルートをとるか選べる余裕があるのは本構築の強みと言える。

 

反省点

選出枠不足問題

ゲンガー個別紹介でも少し書いた点。グライオンオニゴーリ等のハメ性能が高いポケモンは基本的にゲンガーで処理するしかないのでゲンガーが選出確定となるが、裏がどうあがいても2匹で全対応出来ず、困るケースが非常に多かった。また、霊ボルト、デンジュモクカミツルギバンギラス、テテフ、ギルガルド等の型次第で強力な崩し性能を持ちうるポケモンが複数いる場合も同様のケースに陥ることが多い。基本的にはテテフを通すルートをとることが一番問題解決に近くなるが、テテフを通す際に複数の障害となるポケモンがいる場合はそれも難しく、結果、選出を切ったり型の決め打ちをせざるを得ない場面があり、現環境では鋼2枚の構築も多いことからこの問題に陥るパターンも少なくなかった。

プレイヤーのモチベーション

構築の都合上、イージーウィンされることが多いのに対してこちらがイージーウィン出来ることが少なく、また対戦時間が長くなりがちなので、モチベーションの維持が難しい。また、いくら考えても選出枠が足りない時はかなりストレスが溜まる(自分だけかもしれないが)。

 

 

早い話が受け回しに飽きたので来期以降は攻め寄りの構築を考えていきたいです。

 

質問等あればコメント欄にどうぞ。