ヤンキー剣舞は通さない

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主にポケモンの構築とか

【SMシングルS1】ジバコフェローチェ【最高最終2150/23位】

のぶれんと申します。

サンムーン環境になったことに伴い、ブログを移転しました。

S1はTNのぶれん、TNマーシャで潜っていました。当たった方は対戦ありがとうございました。

S2以降はバンク解禁によりもう今の構築は使う予定はないのでS1で使用していた構築を公開します。

 

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サンムーンでもとんぼるちぇんを使用したサイクル構築を作りたいと思い、まず現環境で非常に優秀な耐性を持ちつつボルチェンでサイクルを回すことが出来るジバコイルに注目。しかし、現環境ではZ技や火力アップアイテムを持ったカプ系やガブリアスなどのポケモンに対して受けに回っているだけでは簡単にこちらが崩されてしまいかねないので、サイクルの中で上から殴る要員として、これらのポケモンに上から有効打を持ち、かつ蜻蛉返りでサイクルを回すことが出来るフェローチェにも注目した。この2体を軸として構築を組んでいった。

最終的にメガ枠が消えたりタイプが被りまくったりして意☆味☆不☆明な構築になってしまっていたが本人は至って大真面目である。

 

 

【個別紹介】

 

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フェローチェ@気合の襷

性格:やんちゃ

特性:ビーストブースト

実数値:147(4)-207(252)-57-157-51-203(252)

技:飛び膝蹴り/蜻蛉返り/毒突き/冷凍ビーム

 

構築の軸その1。

耐久は無いも同然だがカプ系やガブリアスなど現環境で受けに回りたくないポケモンに上から打点が取れるのが強み。特にコケコの上を取れるのが偉すぎる。また、有利対面からの蜻蛉返りは一致技ということもあり非常に強力だった。基本刺さっている構築には初手に出して蜻蛉返りを撃ち試合を作っていくことを意識した。こいつの基本技は蜻蛉返り。膝はなるべく撃つ必要の無い場面では押さないようにしていたが、交代を考えると撃たないといけない場面ではチキってはいけない。しかしバシャーモ以上に膝を割ったら悲惨なことになるので非常に怖かった・・・。

終盤のガルガブ環境には正直ぶっ刺さりだったので増えなかった理由が分からないポケモンの一体。持ち物は不意のスカーフ持ちにも怯えずに済む襷以外あり得ないと思う。

 

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ジバコイル@突撃チョッキ

性格:控えめ

特性:磁力

実数値:167(172)-x-135-198(236)-110-93(100)

技:10万ボルト/ラスターカノン/ボルトチェンジ/めざめるパワー地面

 

構築の軸その2。

現環境に蔓延しているカプ系に強い非常に優秀な耐性を持ち、特殊を受けつつ火力を押し付けながらサイクルを回していけるポケモン。ついでに特性の磁力により環境に多かったテッカグヤを逃さず狩れる・・・はずだったのだがそもそも最終的な構築がテッカグヤに不利を取るポケモンが少なくなり、あまりテッカグヤが出てこなかった上、ジバコを狩る最速地震カグヤがそこそこ流行っていたようなので、最終的にはジバコでテッカグヤを見る立ち回りは極力避けていた。そのため特性をアナライズに変えたかったが、めざパを含めて厳選し直すのがあまりにも面倒だったのでそのまま使っていた。めざ地はミラーや電気やガラガラなど撃ちたいポケモンが多く、一番優先度が高いめざパだったと思う。

調整はお友達のワジャイナが使っていたジバコのSラインより落としたくなくて、しかしこれ以上振ると耐久が怪くなるため結局本人のものをそのままパクった。ここまでSに振れば大体ミラーや最速以外のテッカグヤの上を取れる。

 

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ミミッキュ@レッドカード

性格:意地っ張り

特性:化けの皮

実数値:131(4)-156(252)-100-x-125-148(252)

技:シャドークロー/じゃれつく/影撃ち/剣の舞

 

元のこの枠はメガゲンガーだったが、サイクル内での高速アタッカーとしてフェローチェの方が優秀であまり選出する機会がなかったため、重かったポリゴンZやバトン構築に対するメタとなる、お友達のLouisから案を貰ったこのレッドカードを持ったミミッキュを代わりに採用した。

あくまでも一部の構築に対するメタ枠なのであまり選出率は高くなかったが、それらの構築に選出した時はeasygoingすることが出来たし、選出誘導役としても一躍買っていた。技構成や調整は一考の余地あり。

詳しくはこちらから

レッドカードミミッキュ - Mémoires de Louis

 

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テッカグヤ@イアの実

性格:呑気

特性:ビーストブースト

実数値:200(220)-121-165(212)-127-131(76)-72

技:ヘビーボンバー/火炎放射/宿り木の種/守る

 

現環境で優秀なタイプによって高めの汎用性を持つ物理受け枠として採用。特殊も少しは受けられる。

このタイプのカグヤはヘビーボンバー、宿り木、守るはほぼ確定だと思っており、ラストは地震か火炎放射との選択になるが、火炎放射の方がミラーやハッサムパルシェンなどの打点になり、撃ちたい相手が多いと思ったため火炎放射の方を採用した。

初めはテンプレの持ち物である残飯を持たせていたが、パルシェンが滅茶苦茶環境に多かったため、多少削られた後でもパルシェンを相手できるようになるイアの実も良いと思い、終盤に持ち物を変更した。それに伴いHが4nで意地ミミッキュの1舞Zシャドクロでイアの実が発動するように調整を変えた。ガルーラ相手などにも発動させやすく、何より持ち物がすぐにバレない点が非常に優秀でこの変更は正解だったと思う。

優秀なタイプで万能受けだと思われがちのポケモンだが、実際数値がそこまで高いわけではなく、回復ソースも宿り木のみで高速回復技を所持していないことから、何でもかんでも投げると簡単に過労死してしまうので、しっかり役割を決めて投げる、もしくは役割を分散させることがこのポケモンを使うにあたって重要だと感じた。

よくガルーラの雪崩で怯んでイア込みで体力満タンの状態から一度も動けず突破された。ついでにカグヤミラーの放射でもよく焼けた。

 

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クワガノン@オボンの実

性格:図太い

特性:浮遊

実数値:184(252)-x-156(252)-165-96(4)-63

技:10万ボルト/鉄壁/羽休め/†ハサミギロチン†

 

元は物理受けの2枠目としてバルジーナだったが、構築全体でルカリオが非常に重かったため、バルジーナが担っていたギャラドス受けとそれに加えてルカリオ受けが出来、かつあまり隙を見せたくなかったコケコやガルドともある程度撃ち合える神ぽけいもんはいないか考えていたところに思いついたポケモン

数値は心もとないが、優秀な耐性で序盤はサイクルを回しつつ後半には鉄壁を積んで詰め筋に使うことが出来る。似たような型に毒羽クワガノンが一定数いたようだが、ハサミギロチンの方がワンチャンを取れる上、被弾の急所の試行回数の意味でもこちらの良いと思う。鋼に通る点も偉い。

調整は一考の余地あり・・・だが、優秀な炎タイプが増えるS2以降も活躍出来るかはかなり怪しい。

 

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ドサイドン@イワZ

性格:意地っ張り

特性:ハードロック

実数値:191(4)-198(156)-151(4)-x-95(156)-84(188)

技:地震/ロックブラスト/岩石砲/剣の舞

 

この構築の唯一のZ枠。この構築で一貫がヤバすぎる炎タイプを相手することが出来、なおかつ様々なポケモンとの撃ち合いを制することが出来る高い汎用性を持ったポケモンとして採用した。

Z岩石砲の一貫性と火力がとにかく凄まじく、有利対面を作ることができればほぼ一体持っていける。ついでに剣舞も搭載することでサイクル崩しの役割も持つことが出来る。剣舞後のZ岩石砲がメガヤドランも乱数1発になることからその火力と崩し性能がいかに強力か伺えるだろう。こいつがあまりにも最強すぎて、炎が一貫しまくっているにも関わらずこの構築を保つことが出来たと言っても過言ではない。こいつもなぜ増えなかったのか分からないポケモン。個人的にガブよりも数段評価は高い。

調整はお友達のみゃすから貰った。役割対象のポリゴン2ギルガルドなどの60族や遅いカグヤを抜けるSラインで最低限の特殊耐久と崩しに必要な高火力を兼ね備えている。Bは振らなくても充分な硬さを持っている。

電気無効枠でもあるが、今の電気タイプは草技を搭載しているケースが非常に多いのであまり電気に対しては気軽に投げない方が良い。

 

 

【基本選出】

フェローチェジバコイル+@1

軸だけあってこの選出が一番多かった。何度も言っているが、後手に回ると不意のZ技であっさり崩されてしまうような環境なので、唯一の上から殴りに行けるポケモンであるフェローチェはなるべく選出するようにしていた。

 

 

【結果】 

今期は上記に書いた通りTNのぶれんロムとTNマーシャロムで潜っていて、最終日に2ロム2100超えの状態からチキンレースを開始しましたが、TNのぶれんロムがレート差マッチでの連敗で気付いたら私の髪と共にレートがお亡くなりになっており、禿げ上がったチキンになってしまったのでTNマーシャロムをレート2150のまま保存しました。2200を目指すには実力も勇気も足りていませんでした。

今期は2100いければいいやという甘い考え方をしていたので、2150で保存したことに後悔はしていませんが、来期からは同じ状況になった時も育毛剤をしっかり準備しハゲにもチキンにもならずに潜りたいと思います・。・

 

追記

最終順位23位でした・。・

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最後に一言・・・

 

マッチングシステム見直せマスダァ!!!

 

 

 

 

【おまけ:重いポケモン

1位 シャンデラ  

ミミッキュ以外誰も勝てない上にそのミミッキュが特定のポケモンにメタを貼った型なので選出画面にいた時点で勝ちを諦める。対策のためにDに割いたマンダをぶち込もうかとも思っていたが結局数が少なかったので対策を切った。害悪型はドサイで勝てるのでむしろ優しさを感じる。

 

2位 ランターン

身代わり持ちが即降参レベルで滅茶苦茶キツイ。それ以外の型でもかなり重たいが、元のスペックがあまり高くないので頑張ればなんとかなる。

 

3位 デンジュモク

催眠型、スカーフ型、襷型など型が多く、型によって出したいポケモンが変わるため型を読み間違えると非常に苦しい戦いを強いられる。ていうかこいつをサイクル構築で完璧に対策する方法あるのか・・・?

 

 

欠陥構築やんけ。

 

 

【おまけ2:ルカリオを使わなかった理由】

私は六世代でルカリオをずーーっと愛用してきましたが今シーズンでは使いませんでした。不思議がっていた方もいたのでその理由を上げたいと思います。

 

1,新環境でルカリオに縛られることなく構築を組みたかったため。

2,今作のインファイトのHPの減りが遅くてストレスが溜まる。

3,膝はルカリオに相応しいと思えない。

4,気合玉が当たらない。

5,波導弾が弱い。

6,テテフ4ね。

 

特に2は前作ではむしろ快感を覚えるレベルのスピードだったので不満度が高いです。

 

 

 

 

しかしそんなことより

 

マッチングシステム見直せマスダァ!!!